ジムニーは小さいくせにSUVで、小さいがために走破性はすごいものがあります。
今回は昔のジムニーの形が好きだから、昔のジムニーを買うならどれがいいか調べたいと思います。
最近新型ジムニーも今後発売されることが噂され、次期型プロトタイプのスクープショットも取られていています。
時期型は現行より角ばったスタイルということで、昔の良き形に近づいたとも言えますね。
今回は
・ジムニーの歴代車一覧
・JA11、JA12、JA22の違いを紹介していきたいと思います。
ジムニー歴代車一覧
1970~1972
初代ジムニー発売「空冷エンジン」360cc
LJ10 1~2型
1972~1976
「水冷エンジン」これによりJEEPと同じ登坂力35゚となる。
バンタイプ追加
LJ20 1~3型
1976~1981
「軽新規格(550CC)ジムニー55」
SJ10 1~4型
1977
排気量は800cc。「エイト」の愛称で親しまれた。
SJ20 1~3型
1981~1987
「初のフルモデルチェンジ」
トランスミッションは4速MTのみ。
SJ30 1~5型
1982~1984
SJ-30を基にF10Aエンジン(1000cc)を搭載。
195SR15タイヤを標準装着
15インチホイール(5.5Jオフセット+10)PCD139.7mmの6穴仕様。
SJ40 1~2型
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SJ-40のピックアップトラック。
16インチホイール(5穴ホイール)
SJ40T
1984~1987
エンジン(1300cc)を搭載。
普通車ジムニー初の5ナンバー登録(乗用)車が登場。
1985年12月 パノラミックルーフ追加。
JA51 1~2型
1986~1990
4サイクルエンジン「ターボ車・5速マニュアルトランスミッション追加」
1987年11月 インタークーラー装着車登場
JA71 1~4型
1990~1995
「軽自動車新規格(660CC化)」
1991年11月「ワイルドウインドリミテッド」パワーステアリング初装備。
1992年7月 3型となり3速AT車が設定された。
JA11 1~5型
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1993~1995
電子制御1300ccジムニー。samurai譲りのワイドトレッド・オーバーフェンダー・フロントグリル付き
JB31「シエラ」
1995~1998
サスペンションにコイルスプリングを採用。
「乗用タイプ追加」 後に4ナンバー車は消滅することになる。
JA22には、ジムニー史上初のDOHCとなるK6Aエンジンが搭載された。
同時に高速時の静粛性向上のため、トランスファー・ハイレンジのハイギアード化も進んだ。
1型をもって、軽モデルとしてはJA71-3型からの設定であった、パノラミックルーフ車が廃止された。
フロントウィンドウが幌モデルでも倒せなくなる。
JA12
JA22
1995~1998
特別仕様車「SIERA」のみ発売。
JB32「シエラ」
1998~2000
ジムニーワイド1300cc。久しぶりのフルモデルチェンジ
4速AT車はロックアップモードを持ち JB23 用4速ATとは異なる。
JB33「ワイド」
1998~現在
「軽新規格(ワイド)」660cc。
幌やバンモデルは無く、5ナンバーワゴンのみの設定となる。
パワーウィンドウや集中ドアロック(1型 XA は非装着)、エアバッグとABS(1型はセットオプション)なども装備もされた。
2000年9月 2WD(FR)モデルの「ジムニーL」を追加設定。2002年1月 4型にマイナーチェンジ。2WDモデル廃止。
JB23
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2000~現在
エンジンを M13A 型へ変更した JB43W は、当初、ジムニーワイドの名称のまま販売される。
2002年1月 3型で「ジムニーシエラ」に改名。
JB43「ワイド」「シエラ」
ジムニーJA11とJA12、22の違いは?
ジムニーの角ばったデザインで平成生まれのジムニーはJA11、JA12、JA22となります。
ということでこの3つの型式の違いを比較してみましょう。
JA11 | JA12 | JA22 | |
エンジン型式 | F6A型水冷4サイクル 直列3気筒インター クーラーターボ |
F6A型水冷4サイクル 直列3気筒インター クーラーターボ |
K6A型水冷4サイクル 直列3気筒インター クーラーターボ |
排気量 | 657cc | 657cc | 658cc |
最高出力 | 55PS/5,500rpm | 64PS/6,000rpm | 64PS/6,500rpm |
最大トルク | 8.7kg・m/3,500rpm | 10kg・m/4,000rpm | 10.5kg・m/3,500rpm |
サスペンション | リーフリジッド | 3リンクリジッド +コイル |
3リンクリジッド +コイル |
全長×全幅×全高 | 3,295mm× 1,395mm× 1,670mm |
3,295mm× 1,395mm× 1,680mm |
3,295mm× 1,395mm× 1,680mm |
ホイールベース | 2,030mm | 2,030mm | 2,030mm |
トレッド(前/後ろ) | 1,190/1,200mm | 1,190/1,200mm | 1,190/1,200mm |
車両重量 | 820kg | 890kg | 890kg |
JA11とJA22の違い
JA22はK6A高回転型エンジン+ハイギヤード+コイルバネ
JA11はF6A低回転型エンジン+ローギヤード+板バネ
林道程度までの“道路”でしたら、間違い無くJA22の方が快適です。
同じジムニーでもコイルですから乗り心地は改善されていますし、同じ速度ならエンジン回転は低いです。そしてフルトリム内装です。
ただし、本格的なオフロードを走るならJA11でしょう。
これはギヤ比の差と足が捩れる地形でのサスペンション形式の違いによるものです。
内装はJA11でも5型あたりの後期でしたらフルトリムですし、オークションで内装を格安で仕入れて取り付ける方法もあります。
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JA12とJA22の違い
JA12が4ナンバー、JA22が5ナンバー
エンジンがJA12がF6A、JA22がK6A
リヤシートがJA12が 一体式JA22が分割式
パワステがJA12が油圧式、JA22が電気式
などが代表的です。
JA12はJA11を乗り心地をちょっと良くした感じですかね。
つまり
JA12、JA11はオフロード重視
JA22は街乗りに移っていく過程の車ということですね。
まとめ
ジムニーの中古車はマニアが多いため、20年以上前の車でも100万円以上する車が多くあります。
その多くはカスタムされたもので、個性的な車に仕上がっています。
よく女性ドライバーも見かけますし、小さくてかっこかわいいのが人気になっているのではないでしょうか。
私的には全然街乗りでいいと思います。
古いと故障も多いと聞きますが、ジムニーが好きならメンテナンス費も何とかなるでしょう。
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