ジープ史上もっとも小さく、もっともポップなJEEPが登場しました。
まず驚くのはそのサイズで4,255mm×1,805mm×1,695mmと、
全長の短さがポイントですね。
親会社であるフィアットの小型SUV、フィアット500Xとは姉妹車の関係なんです。
なのでサイズはほぼ同レベルですが、JEEP レネゲードは丸みを帯びたラインの中に、
ワイルドでタフなイメージを織り込んだスタイルが印象的ですね。
昨年フィアットとクライスラーが完全統合してから初めて両社が共同で取り組んだプロジェクトであり、
ライセンス生産などを除き、アメリカ以外で生産される初めてのJEEPです。
伝統のJEEPブランドに恥じないスペックをもちながら、何もかもが斬新ですね。
新型JEEPレネゲードは、これまでJEEPに興味を持てなかった人をも引き付ける十分な魅力を持っています。
今回はレネゲードの
・価格
・燃費
・維持費
・インテリアやエクステリア
について調べました。
レネゲードの価格は?
新型レネゲードには3つのグレードがあります。
最もベーシックな「LONGITUDE」は
297万円~という価格でお手頃感がありますね。
LONGITUDE:297万円
LIMITED:318.6万円
エンジンはLOMGITUDE、LIMITEDの2台とも同じ総排気量1,368ccで、
最高出力(kW/rpm):103(140ps)/5,000(ECE)、
最大トルク(N・m/rpm):230(23.5kg・m)/1,750(ECE)を発生します。
この2台はFF車です。
TRAILHAWK:345.6万円
3グレードの中で唯一の4WDがこちらのトレイルホークです。
JEEP伝統のタフでワイルドな4×4の味を一番強く感じさせる仕様です。
ボディは他の2つより5mm程度大きくなっています。
総排気量は2,359ccで、
最高出力(kW/rpm):129(175ps)/6,400(ECE)
最大トルク(N・m/rpm):230(23.5kg・m)/3,900(ECE)を発生します。
また、4輪駆動(オンデマンド方式)、電子制御式9速オートマチックを搭載。
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レネゲードの燃費
かつて大ヒットしたXJチェロキーも、その燃費の悪さに頭を抱え、泣く泣く手放してしまったという方も多かったのではないでしょうか。
やはりその頃からの「アメ車=燃費が悪い」というイメージはなかなか抜けていないかもしれません。
しかし、最近はいくらアメ車だってかなり燃費が向上しています!
レネゲードの燃費はグレードによって異なり、メーカー発表数値によると、
・オープニングエディション:15.5km/l
・リミテッド:14.6km/l
・トレイルホーク:10.4km/l
エンジンや車両重量の違いで燃費もかなり違い、トレイルホークは実測燃費が一ケタになることは間違いないでしょう。
しかし、ここで注目したいのは、
LONGITUDEとLIMITEDはハイオク仕様であるのに対して、
トレイルホークはレギュラーガソリン仕なんです。
普通、上級グレードの方がハイオクなんじゃないのかと思われるかもしれませんが、
実はハイオク仕様の2車はフィアット系のユニット、
トレイルホークに搭載の2.4L直4の「タイガーシャーク+マルチエア2」エンジンは、既存のジープエンジンをマルチエア化したものなんです。
というわけで、アメリカ製エンジンがベースのトレイルホークのみがレギュラーガソリン仕様になるんだそうです。
FFモデル(カタログ燃費15.5)
- 街乗り 7~10km/L
- 高速道路 12~14.5km/L
- 平均燃費 10km/L前後
4WDモデル(カタログ燃費10.4)
- 街乗り 6~8km/L
- 高速道路 約10km/L
- 平均燃費 8km/L前後
調べた所、平均値はこれくらいになるようです。
いうまでもなく、FFモデルの方が燃費がいいですね。
ただ4WDでもFFでも、そこまで燃費差はありませんね。
ボディサイズはコンパクトですが、3グレードともに、車両重量は最も軽いモデルでも1675kgと、なかなかの重量級。
見た目から想像されるほど軽快な走りの印象はないようです。
現在、日本で販売されているJeepブランドの車は、
ラングラー(2ドア)
ラングラー・アンリミテッド(4ドア)
チェロキー
グランドチェロキー(チェロキーのゴージャス版)
コンパス
レネゲード
の合計6車種です。
このうちイタリアで作られているのはレネゲードのみです。
アメリカ車やイタリア車は故障が心配という方も多いと思いますが、
アメリカ車イタリア車ともに、この近年はその信頼性も大幅に向上しています。
現在、クライスラー車はフィアットの傘下に入っており、輸入・販売体制もしっかりしています。
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正規ディーラー車であればディーラー販売網、アフターサービス、パーツ供給など何ら心配はいりません。
並行輸入で、より安い価格で買える場合もありますが、
アメリカ車に慣れていない人は正規輸入の方が安心です。
レネゲードの維持費は?税金は?
レネゲードの維持費はどれくらいか調べました。
LONGITUDEとLIMITEDは以下
自動車税 | ¥30,500 |
車検代金(整備)(2年) | ¥50,000(仮) |
自動車重量税(2年) | ¥24,600 |
自賠責(2年) | ¥21,550 |
任意保険(おおよそ) | ¥140,000 |
ガソリン代(ハイオク) (年間10,000km、130円/L) | ¥130,000 |
駐車場台 月1万円で計算 | ¥120,000 |
合計(1年) | ¥ 468,575 |
*任意保険は10等級、26歳以上、年間走行距離1万km以上、ゴールド免許、車両保険付き
TRAILHAWKは以下
自動車税 | ¥43,500 |
車検代金(整備)(2年) | ¥50,000(仮) |
自動車重量税(2年) | ¥32,800 |
自賠責(2年) | ¥21,550 |
任意保険(おおよそ) | ¥140,000 |
ガソリン代 (年間10,000km、120円/L) | ¥150,000 |
駐車場台 月1万円で計算 | ¥120,000 |
合計(1年) | ¥ 505,675 |
*任意保険は10等級、26歳以上、年間走行距離1万km以上、ゴールド免許、車両保険付き
トレイルホークのほうが4万円近く高くなりますね。
ジープグランドチェロキーの維持費はこちら
ジープ(jeep)グランドチェロキーの維持費や燃費は?2017新型の価格や評価は?
レネゲードのインテリアやエクステリアは次のページで!!
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