インフィニティが目指す大型ラグジュアリーSUVのデザイン・スタディ「QX80モノグラフ」が発表されました。
スタディとはいえ、ほぼ完成された作り込みを見せ、堂々とした押し出し感や余裕のキャビン空間、使い勝手をイメージさせるエレメントは、このまま市販フラッグシップSUV「QX80」の後継モデルへと引き継がれそうです。
彼らがピアノキーLEDと呼ぶ、まつ毛を思わせる前後ライトの造形など、新たなブランドのデザイン・キーにも注目ですね。
インフィニティ (INFINITI) は、日産自動車が1989年から日本国外で展開している高級車ブランドです。
現行モデルとなる「QX80」も、高さあるエンジンフードのただならぬ押し出し感にドキッとさせられたものですが、今回はさらにやり切った印象ですね。
人間の目のようなヘッドライト、
ダブルアーチ型グリルの重厚な構え、
大型犬の口元のようなロアグリル周り
独自のプレゼンスを醸し出しているのではないでしょうか。
全長5m超、全高2m近く、全幅2m超(ドアミラー格納時)というディメンションは、現行型とほぼ変わらず。
水平基調を強調するまっすぐに引かれたサイドのキャラクターラインや、フロントフェンダーの後ろに空けられた大型のサイドベントなども特徴ですね
コンセプトモデルの装着ホイールサイズは24インチで、
残念ながらパワートレーンへの記述は一切ありませんが、
リアの大型エグゾーストカッターやサイドベントから推察するに、パワフルなエンジンの搭載しています。
スポンサーリンク
その巨体から日本導入は難しいのでしょうが、メインの戦場となる北米や中華マーケットでは「レンジローバー」や「キャデラック エスカレード」など重量級ライバルと戦うことになりそうですね。
現行車と比べデザインが大幅に変更
今までは、インフィニティのチーフクリエイティブオフィサー(CCO)であった中村史郎さんが日産・インフィニティのデザインを指揮していきました。
しかし、2017年3月末で退職し、後任になったアルフォンソ・アルベイザ(アメリカ人)というデザイナーがインフィニティQX80モノグラフを担当し、
SUVだけでなくインフィニティのデザインは大きく変わっていくのではないかと考えられます。
現行型
現行のQX80の維持費や燃費も気になりますね。
インフィニティ QX80 スペック
QX80
|
QX80
LIMITED |
|
---|---|---|
レイアウト | AWD RWD |
AWD RWD |
エンジン | 5.6L V8 400hp @ 5,800rpm | 5.6L V8 400hp @ 5,800rpm |
燃料タンク容量 | 98ℓ | 98ℓ |
燃費 | 市街地 5.9km/L 高速 8.5km/L |
市街地 5.9km/L 高速 8.5km/L |
トランスミッション | 7速オートマチック | 7速オートマチック |
サイズ | 全長 5,306mm 全幅 2,029mm 全高 1,925mm |
全長 5,306mm 全幅 2,029mm 全高 1,925mm |
ホイールベース | 3,075mm | 3,075mm |
乗車定員 | 7~8人 | 7~8人 |
牽引能力 | 3,855Kg | 3,855Kg |
逆輸入車ディーラーの予想価格
2WD ベースグレード:約870万円
4WD 最上位グレード:約1200万円
米国現地価格(2017年4月24日時点の為替レートで計算)
2WD ベースグレード:63,250ドル(約697万円)
4WD 最上位グレード:88,850ドル(約979万円)
トヨタの高級ブランドレクサスのLX570と同価格帯ですね。
QX80の維持費は?
自動車税 | ¥88,000 |
車検代金(整備)(2年) | ¥50,000(仮) |
自動車重量税(2年) | ¥41,000 |
自賠責(2年) | ¥24,950 |
任意保険(おおよそ) | ¥140,000 |
ガソリン代 (年間10,000km、120円/L) | ¥200,000 |
駐車場台 月1万円で計算 | ¥120,000 |
合計(1年) | ¥605,975 |
*任意保険は10等級、26歳以上、年間走行距離1万km以上、ゴールド免許、車両保険付き
年間維持費は605,975円です。月額50,498円です。
QX80中古車情報
価格帯;114~958万円
ヒット件数;16件(大手中古車メーカー)
そのうちQX80は意見しかありませんでした。
あとはQX56
ちなみに
インフィニティ・QX は
初代はR50型系「テラノ・レグラス」をインフィニティ向けに仕立て直したQX4です。
2代目は日産ブランドのフルサイズSUVである「アルマーダ」を、
同様に3代目は日産ブランドの「パトロール」(かつてのサファリの輸出名であった)をインフィニティ向けとしたQX56です。
なお、3代目は2014年モデルより「QX80」に順次名称変更されました。
スポンサーリンク
15件しかヒットしないとはなかなか希少車ですね。
人と同じ車に乗りたくないSUV好きな方にはおすすめな車ですね。
ただ値段は高いですね・・・・
今回発表されたQXモノグラフも日本発売はないと思いますが、輸入車として買いたいという方はいそうですね。
それくらいかっこよく、重厚な車ですね。
コメント