キャッチフレーズは「#型破る」
4月26日、「#型破る」をキャッチフレーズにティザー展開していたブランニューSUV「Audi Q2」がいよいよ正式発表されました。
数字が表すとおり、ボディサイズはアウディのQシリーズの中でもっともコンパクト。ラインアップは3種類で、
1.0L直噴ターボを搭載する
エントリーの「1.0 TFSI(299万円)」から
装備充実の「1.0 TFSI sport(364万円)」、
気筒休止付きの1.4L直噴ターボを搭載する「1.4 TFSI cylinder on demand sport(405万円)」
があります。駆動方式はすべてFWDです。
コンテンツ
目新しさのあるデザインと日本の交通事情にジャストサイズの車体
ポリゴン(多角形)を内外装デザインのモチーフとし、
これまでのアウディとは一味違うテイストで仕上げられた新型Q2は、
新しいユーザー層を切り拓こうとする意欲作です。
アイキャッチとなるのは、
高めに配置された8角形のシングルフレームグリルや
力強さを強調するエアインレット、
Cピラーのブレード(sportグレードのみ)など
ボディカラーは、特別色のコーラルオレンジをはじめ全9色から選べます。
ボディサイズは、全長4200×全幅1795×全高1530mm。より多くの人にとって扱いやすく、
立体駐車場にも対応したサイズは、狭くて複雑な日本の交通事情にも馴染みそうですね。
ちなみにライバルのサイズは、
MINIクロスオーバー(386万円~)が4315×1820×1595mm
BMW X1(405万円~)が4455×1820×1610mm、
メルセデス・ベンツGLA(398万円~)が4430×1805×1505mm。
また、前後オーバーハングを切り詰めることによって、
兄貴分の「Q3」とほぼ同等レベルのホイールベース長(2595mm)と前後席のヘッドクリアランスを確保しています。
ラゲッジ容量は5人乗車時で405L、60:40の分割可倒式リアシートを倒せば最大1050Lとなります。
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売れ筋の1.0L直噴ターボ
2種類のエンジンはいずれも7速Sトロニック(デュアルクラッチ)と組み合わされ、
スタートストップとエネルギー回生システムも全モデルに標準となります。
販売の中心となるのは、1.0Lの直3・直噴ターボです。
最高出力116ps/5000~5500rpm、最大トルク200Nm/2000~3500rpmを発生し、
3気筒ならではの軽量コンパクト設計と、3気筒とは思えない洗練された回転フィールがアピールポイントになります。
JC08モード燃費は認証前ですが、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)では
5.1L/100km(≒19.6km/L)となっているそうです。
一方、1.4Lの直4・直噴ターボは
最高出力150ps/5000~6000rpm、最大トルク250Nm/1500~3500rpmを発生。
コースティング時には第2&第3シリンダーが休止し、
NEDCは5.2L/100km、JC08モード燃費は17.9km/Lと公表されています。
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安全装備を重視するならsportグレード
安全面では、衝突防止システムの「アウディ プレセンス フロント」や
アダプティブ・クルーズコントロールが、
sportグレードに標準装備され、
トラフィックジャムアシストや
アクティブレーンアシストなど6つの運転支援システムは
「セーフティパッケージ」としてOP設定されます。
残念ながらエントリーの「1.0 TFSI」の場合は、上記すべてがOP装備となっているそうです。
そのほかsportグレードには、5つの走行モードを選べる
「アウディ ドライブセレクト」をはじめ、
LEDの前後ライトやCピラーのブレード、デュアル・テールパイプなども備わっています。
「バーチャルコックピット」は4万円のOP装備です。
280台限定の導入記念モデルは20万円ほどお得
導入記念モデル「1st edition」の価格は490万円。
ベース車の「1.4 TFSI cod sport」からは85万円高ながら、
追加される装備は105万円ほどになるようです。
ベース車に加わる装備は、ナビパッケージやセーフティパッケージ、電動テールゲート、バーチャルコックピット。
さらに特別装備として、アンビエントライティング付きのデコラティブパネル、パドルシフト付きのレザーステアリング、S line パッケージも備わります。
アウディ Q2のスペック
スペック【 Q2 1.0 TFSI sport 】
全長×全幅×全高=4200×1795×1530mm
ホイールベース=2595mm
駆動方式=FF
車両重量=認証前
エンジン=1.0リッター直列3気筒DOHC・直噴ターボ
最高出力=85kW(116ps)/5000-5500rpm
最大トルク=200Nm(20.4kg-m)/2000-3500rpm
トランスミッション=7速Sトロニック(デュアルクラッチ)
サスペンション=前:マクファーソンストラット、後:トレーリングアーム
タイヤサイズ=前後:215/55R17
JC08モード燃費=認証前
使用燃料=プレミアムガソリン
車両本体価格=364万円
発表日=2017年4月26日
発売日=2017年6月中旬以降
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スペック【 Q2 1.4 TFSI cod sport 】
全長×全幅×全高=4200×1795×1530mm
ホイールベース=2595mm
駆動方式=FF
車両重量=1340kg
エンジン=1.4リッター直列4気筒DOHC・直噴ターボ(気筒休止付き)
最高出力=110kW(150ps)/5000-6000rpm
最大トルク=250Nm(25.5kg-m)/1500-3500rpm
トランスミッション=7速Sトロニック(デュアルクラッチ)
サスペンション=前:マクファーソンストラット、後:トレーリングアーム
タイヤサイズ=前後:215/55R17
JC08モード燃費=17.9km/L
使用燃料=プレミアムガソリン
車両本体価格=405万円
発表日=2017年4月26日
まとめ
価格はアウディということもあり、国産コンパクトSUVよりも高めですが、
さすがアウディというくらい洗練されたデザインですね。
一気に人気車種に上り詰めるのではないでしょうか。
今後の動向に注目ですね。
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