2020年1月10〜12日に開催された東京オートサロン2020でひときわ注目を集めていたのが、
ダイハツのブースの真ん中に展示されていた「TAFTコンセプト」でした。
SUVらしさを極めた無骨な道具感は、アウトドアはもちろん都会でも映えること間違いなし!
オフローダーのタフさとハイト系のユーティリティを兼ね備えたまったく新しい軽クロスオーバーと言えますね。
2020年6月発売予定ですが、新型コロナウイルスのため、発売開始時期は遅れる可能性が高いですね。
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タフトの特徴は?
タフトの競合車としてはスズキ・ハスラーが挙げられますが、
ハスラーとの違いを比較しながら、確認したいと思います。
1)タフさと力強さを感じさせるデザイン
タフトは
直線基調でまとめられています。
どことなく愛嬌を感じさせるハスラーに対し、
タフトはタフなアウトドアのツールといった風情です。
フェンダー回りの樹脂パーツも、タフトのほうが無骨なデザインです。
そのほか、タフトはワイパーの根元まであえて剥き出しとしていたり、
前後バンパーの下部の角を切り落とすなどしてタイヤのトレッド面の見える面積を増やすなど、
オフローダーらしさを強調する演出がそこかしこに確認できます。
わかりやすく言えば、
タフトはハスラーとジムニーの中間的なデザインテイストなのかもしれませんね。
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2)スカイフィールトップによる、気持ちが上がる運転視界
天井はなんと、前席の上が開放感抜群のガラスルーフになっています。
軽自動車でガラスルーフは珍しいですね。
最近の車からは衰退していっているガラスルーフを搭載することは、
逆に新鮮なもととなりますね。
3)日常からレジャーまでアレンジ自在なフレキシブルスペース
荷室は、リヤシートがフラットに倒れる構造が大きなトピックです。
ラゲッジスペースの床面と後席の背面の間に段差がないためユーティリティ性がとても高いですね。
さらに荷室床面も後席背面も樹脂製で、汚れたら水拭きできるから荷室を使い倒すのに都合がいいですね。
そんなタフトの個性はインテリアにも貫かれています。
まず象徴的なのは、フロントシートが軽ハイトワゴンでは一般的なベンチタイプ(左右一体となった形状)ではなく、左右が独立したセパレート式になっていることですね。
さらに電動パーキングブレーキも搭載しているようです。
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タフトの主要諸元は?
ダイハツ タフト 主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1630mm
●最低地上高:190mm
●エンジン種類:直3 DOHC(ターボもあり)
●排気量:0.66L
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:FF/4WD
●タイヤサイズ:165/60R15
ハスラーの主要諸元
●全長×全幅×全高:3395×1475×1680mm
●最低地上高:180mm
●エンジン種類:直3 DOHC(ターボもあり)
●排気量:0.66L
●トランスミッション:CVT
●駆動方式:FF/4WD
●タイヤサイズ:165/65R15
全長と全幅はまったく同じ。だが全高はタフトがハスラーよりも50mmも低い。
その他も似ているので、まさに競合車ですね。
若干ですが、タフトの方がオフロードっぽいですね。
見た目の感じもカクカクしているので、
どちらかと言うと男性ユーザーをターゲットにしているのでしょうかね。
タフトの価格は?
新型タフトバリエーション&価格(税込)
【660cc直3エンジン搭載車】
X(2WD) 135万3000円
X(4WD) 147万9500円
G(2WD) 148万5000円
G(4WD) 161万1500円
【660cc直3ターボエンジン搭載車】
Gターボ(2WD) 160万6000円
Gターボ(4WD) 173万2500円
タフトの価格設定はライバルとなるハスラーが
136万5100~174万6800円という価格帯なので、
まさに真っ向勝負ですね!!
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タフトのカラーバリエーション
ボディカラーはタフトのデザインに相応しい、新色アースカラー3色を含む全9色をラインアップしています。
具体的には、すでに公開済の
レイクブルーメタリック
フォレストカーキメタリック
サンドベージュメタリック
レモンスカッシュクリスタルメタリック
スプラッシュブルーメタリック
ブラックマイカメタリック
ブライトシルバーメタリック
シャイニングホワイトパール(メーカーオプション)
コンパーノレッド(メーカーオプション)
を設定しています。
また、いずれのボディカラーも、
アンダーガードおよびアンダーガーニッシュやフェンダー、
ルーフレールなどの樹脂パーツをブラック基調で仕上げ、
鮮やかで印象的なコントラストを創出していますね。
発売開始が楽しみですね。
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