近年、各メーカから電気自動車が発売されていますね。
電気自動車とは車にバッテリーを積んで電気でモーターを動かし走る車です。
日産リーフのように電気のみで走る車のような100%電気自動車もあれば、
トヨタプリウスPHVや三菱アウトランダーPHEVのように電気もありガソリンもありで電気の有るときは電気で走り、電気がなくなればガソリンで走るというプラグインハイブリッドというものもあります。
そして近年注目を集めているのが燃料電池自動車です。
燃料電池自動車は、FCスタック(燃料電池)で水素と酸素の化学反応によって発電された電気と、駆動用バッテリーによって蓄えられた電気を効率良く使用して、電気モーターで走行するといったものです。
燃料は圧縮水素を使用するので、走行中に排出するのは水や水蒸気です。
CO2(二酸化炭素)やNOx(窒素酸化物)といった排気ガスを出さない、環境にやさしい車両なのです。
現在販売されている電気自動車、燃料電池自動車
・電気自動車
TOYOTA:プリウスPHV
MITSUBISHI:アウトランダーPHEV i-MiEV
NISSANN:リーフ e-NV200
e-NV200は商用車の電気自動車となります。
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・燃料電池自動車
TOYOTA:MIRAI
HONDA:クラリティ フューエル セル(リースのみ)
電気自動車、燃料電池自動車の充電時間、後続可能距離、価格などを比較
充電時間 | 航続可能距離 | 電力消費率km/kWh | 価格 | |
プリウスPHV | 2時間20分※1 | 68.2km | 10.54 | 3,261,600~ |
アウトランダーPHEV | 4時間※2 | 60.8km | 5.96 | 3,826,440 |
i-MiEV M | 4時間 | 120km | 9.09(110Wh/km)※4 | 2,273,400~ |
リーフ | 8時間※3 | 400km | 8.33(120Wh/km)※4 | 3,150,360~ |
e-NV200 | 8時間 | 190km | 7.04(142Wh/km)※4 | 3,294,000~ |
MIRAI | 3分程度(水素) | 650km | 5.31km/L(水素)※5 | 7,236,000 |
クラリティ フューエル セル | 3分程度(水素) | 750km | 5.31km/L(水素)※6 | 7,660,000 |
※1:200V/16A
※2:200V/15A
※3:6kW普通充電器(壁掛型)を導入いただくことで6kW普通充電が可能
※4:()は交流電力量消費率
※5:水素充填量122.4L(4.6㎏)
※6:水素充填量141L(5.3㎏)
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燃料電池車ですが、CEV補助金2,020,000円の補助がありますので、実質5,000,000円ほどになりますね。
EV走行で燃費がいいのはやはりプリウスPHVですね。
JX日鉱日石エネルギーは、神奈川県海老名市に同社初の商用水素ステーションを開設。店名は「Dr.Drive海老名中央店」で、サービスステーション一体型の水素ステーションとして、一般向けに販売が開始されています。気になる水素の販売価格は、「1000円/kg(消費税抜き)」とすることも発表。1000円/kgで満タンにすると4300円になります。
つまり4300円÷650km=約6.6円/km
プリウスPHVのハイブリッド走行の場合は燃費37.2km/Lでガソリン140円/Lとすると
140円/L÷37.2km/L=約3.8円/km
ガソリンの方が安いことになります。
まだ水素ステーションの数が少ないこともあると思います。
電気自動車は一般的になってきていますが、燃料電池自動車はまだまだこれからといった感じですね。
今後に期待して待ちましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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