トヨタ自動車がかつて販売していた人気SUVの「ハイラックスサーフ」が、
2017年に復活し日本仕様が発売されるのではないかという、噂があります。
ハイラックスサーフは、日本国内では既に販売を終了していますが、北米では「4ランナー」という車名で現在も販売が続けられている人気車種です。
ハイラックスサーフは、2004年に国内販売が終了したハイラックスよりも販売期間が長く、一定の人気もありましたが、同じSUVであるランドクルーザープラドと需要を食い合ってしまうために、2009年をもって日本国内での販売を終了しています。
プラドがあるのにハイラックスサーフを発売させる意図はわかりません。
発売されるかわかりませんが、この機会にどんな車だったか振り返ってみたいと思います。
元々同系統であったピックアップトラックのハイラックスも国内での販売を終了、北米では「タコマ」として発売されました。
一方、オーストラリアでは「ハイラックス」という名を今も継承しながら販売されています。
コンテンツ
トヨタ ハイラックスサーフとは?
ハイラックスサーフ(Hilux Surf )は、トヨタが1983年に発売しました。
その名の通り、同社のピックアップトラックである「ハイラックス」をベースにしており、悪路における優れた走行性能や頑丈さといった、ハイラックスの長所を持つ大型SUVです。
日本仕様の最終モデルの4代目ハイラックスサーフのパワートレインには、2.7Lの直列4気筒エンジンと4.0LのV型6気筒エンジンが搭載され、
トランスミッションには4速ATと5速AT、駆動方式はFR(後輪駆動)とパートタイム4WDの2種類が設定されていました。
4代目ハイラックスサーフのスペック
全長 | 4,770-4,805 |
全幅 | 1,875-1,910 |
全高 | 1,790-1,805 |
ホイールベース | 2,790 |
車両重量 | 1,720-2,010 |
乗車定員 | 5 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC 水冷V型6気筒DOHC |
排気量 | 2.7L/4.0L |
最高出力[kW[PS]/rpm] | 120(163)/5,200 |
最大トルク[N・m[kgf・m]/rpm] | 246(25.1)/3,800 |
トランスミッション | 4速AT/5速AT |
駆動方式 | FR/4WD |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
ハイラックスサーフグレード別価格
ハイラックスサーフ2005年8月発売モデル グレード別価格
SSR-XVセレクション | 250万~ |
SSR-X | 271万~ |
SSR-X リミテッド | 300万~ |
SSR-G | 319万~ |
現行プラドに比べると、安いですし300万円以下でも手に入ったんですね!!
トヨタ ハイラックスとハイラックスサーフの違い
ハイラックス(8代目)
ハイラックスサーフ(画像は4ランナー)
ハイラックスはピックアップトラック
ハイラックスサーフはSUV
ハイラックスとハイラックスサーフは、そもそも車種が違います。
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ハイラックスがピックアップトラックであるのに対し、ハイラックスサーフの方は、ハイラックスの荷台に屋根を付けたSUVです。
日本においては、1984年の5月からハイラックスサーフとして発売されています。
ハイラックスとハイラックスサーフは別系統へ進んでいきました。
3代目のハイラックスサーフまでは、ハイラックスをベースとしていましたが、
2002年に発売された4代目モデルからは、車名以外はハイラックスの系統から外れて、北米トヨタのピックアップトラック「タコマ」と部品を共用するようになりました。
タコマはランドクルーザープラドとも部品を共用しており、日本国内で同じ系統のSUVである
ハイラックスサーフとランドクルーザープラドを共存させているメリットがありませんでした。
そこで、ランドクルーザープラドに吸収される形で、ハイラックスサーフは販売終了となったそうです。
ランドクルーザープラドの記事はこちら
ランドクルーザープラドの維持費は?燃費や税金は?旧車との比較!
ランドクルーザープラドをカスタム!ホイールをかっこよく!人気なのは?
トヨタ・ランドクルーザープラドをカスタム!エクステリアやインテリアをおしゃれに!
トヨタ 4ランナーとは?
5代目 4ランナー
ハイラックスサーフは日本では4代目で販売を終了していますが、海外では5代目ハイラックスサーフにあたるN280系の4ランナーが、2009年から販売されています。
5代目の現行型4ランナーのパワートレインは、4代目にも搭載されていた4.0LのV型6気筒エンジンのみで、トランスミッションも5速ATのみとなり、駆動方式は全車で4WDの設定です。
4ランナーの4WDシステムには、最新のトラクションコントロール機能が搭載されており、想定し得るどんな悪路においても、優れた走行性能を発揮します。
当然頑丈にできているその車体は、サイドインパクトビーム構造によって保護されており、いかなる衝撃からも乗員を守ります。
安全装備としては、自動ブレーキやトラクションコントロールといった6つの安全機能のパッケージである「Star Safety System」が全車で標準装備となっているので、4ランナーは車体の頑丈さと合わせて圧倒的な安全性能を誇っているのです。
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現行型 4ランナーの内装デザイン
4ランナーは質感に優れた内装とデザインになっています。
全車に6.1インチの高解像度タッチスクリーンディスプレイが標準装備されており、シートヒーターや自動開閉可能なサンルーフも用意され、
荷室には120VのACコンセントもあり、車内の快適性は抜群です。
また、2列目シートを畳んでラゲッジスペースを拡張できる他、従来の4ランナーにはなかった3列目の補助シートも使えるので、最大で7人までの乗車が可能になっています。
トヨタ 新型ハイラックスサーフのスペックは?
まだ発売予定なだけでスペックは発表されていませんので、現行の4ランナーのスペックを参考までに、
参考:5代目 4ランナー(現行モデル)のスペック
全長 | 4,823 |
全幅 | 1,925 |
全高 | 1,816-1,885 |
ホイールベース | 2,789 |
車両重量 | 1,996-2,180 |
乗車定員 | 5 |
エンジン種類 | 水冷V型6気筒DOHC |
排気量 | 4.0L |
最高出力[kW[PS]/rpm] | 201[274]/5,600 |
最大トルク[N・m[kgf・m]/rpm] | 377[38]/4,400 |
トランスミッション | 5速AT |
駆動方式 | 4WD |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
排気量は4.0Lのみですが、日本で発売するとしたら、ちょっと排気量がでかすぎて嫌煙されるかもしれません。
なので2.7L等の排気量もラインナップされるかもしれませんね。
でも現行プラドも2.7L仕様があるので、かぶってしましますね。
トヨタ 新型ハイラックスサーフの燃費は?
残念ながら日本国内モデルのハイラックスサーフの燃費については未だ発表がされていません。
現行の4ランナーのカタログ燃費が約7.7km/Lということで、新型ハイラックスサーフの燃費は同等の7.7km/Lになると思われます。
まとめ
トヨタ 新型ハイラックスサーフの日本国内発売日は東京モーターショー前の9月に発売になるとの情報もあります。
現行プラドとのユーザーの取り合いになったりしないのでしょうかね。
個人的にはハイラックスサーフの復活よりもハイラックスの日本発売の方が気になります。
ピックアップにはなぜか憧れがあります。
発売が本当にあるのかが気になりますが、発売されたらぜひ試乗したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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