②バン・ワゴン・コミューター違いは?
バン・ワゴン・コミューターの違いは?
バン・・・主に貨物用としての用途で使われることが多いです。
そのため、下位グレードのDXの場合、後部座席は簡単なつくりの座席になっており、乗り心地はあまり良くありません。
上位グレードのスーパーGL の場合座席はワゴン風になっています。
また、貨物用のため、4ナンバー登録または1ナンバー登録が可能となっています。
また、売却の際、海外での需要がかなり強く、乗りつぶしたつもりでもリセールバリュー(再販価値)がかなり高いそうです。
ワゴン・・・主に乗用としての用途で使われます。
乗り心地を優先して設計されているため、内装もバンに比べると高級感があります。
3ナンバー登録しかできないため、4ナンバーか1ナンバー登録のバンに比べ自動車税が大幅に高くなります。
また、乗りつぶすと、バンに比べて海外での需要が弱いため、リセールバリューがバンと比較すると安くなります。
コミューター・・・ハイエースワゴンのグランドキャビンと見た目はほぼ同じです。
グランドキャビンの乗車人数を14名まで拡張したものみたいです。
ただし、乗車人数が増えることにより、普通免許での運転ができなくなります。
中型以上の免許が必要となります(中型8t限定の免許では乗る事ができません)。
キャンピング使用等の構造変更をしていないコミューターは海外でも需要があり、リセールバリューが高いです。
選び方のポイント
燃費・維持費(登録費・税金等)・リセールバリューで考えれば、
圧倒的にバンがお得ですね。
乗用目的で、人数をたくさん載せる必要がある場合は、ワゴンかコミューターを乗車人数により判断して、選べば良いとおもいます。
③バンの場合ハイルーフ?ワイド?ボディーサイズは?
標準・ハイルーフ・ワイド・ジャストローなど、
ボディーサイズはいろいろあります。
ハイルーフ・ワイドについて
はっきりしている違いを説明します。
まずボディーがハイルーフまたはワイドのいずれかになった場合、4ナンバーの登録ができなくなり、1ナンバーになります。
1ナンバーは4ナンバーと比べると、自賠責保険の額が2年間で12,540円高くなります。
また、サイズが大きくなると、運転が難しくなります。車両重量も重くなり、燃費の悪さにも影響があります。
無駄にハイルーフやワイドにすることはおすすめしません。
ジャストローについて
ジャストローは、荷台にタイヤハウスがなく、荷台を全面フラットにして荷物が積みやすく設計されたボディータイプのバンです。
箱ものを荷台に目一杯積んだり、荷物を頻繁に上げ下ろしする場合は非常に便利です。
デメリットとしは、荷物が積みやすく設計されている分、標準ボディーよりも若干価格が高くなっています。
また、後ろのタイヤが前のタイヤに比べ小さいタイヤを使用するため、
タイヤローテーションができず、海外では人気がありません。
そのせいで、リセールバリューが低くなる事が最大のデメリットでしょう。
標準ボディーにくらべ、新車価格と売却価格を考慮すれば、20~30万円程度の差が出ることになります。
選び方のポイント
よほどの理由がなければ標準ボディがいいでしょうね。
グレードの違いで、何が変わる?は次のページで!!
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