④グレードの違いで、何が変わる?値段はどんなけ変わるのか?
バンの場合:スーパーGLとDX,DXGL-Packageの違いについて
スーパーGL
メリット
乗用車と変わらない座席シートが使用されている。2列目もリクライニングができる使用となっています。
内装の内貼りがフルトリムという燃えにくく・遮音性に優れた内貼りが使われています。
また外装のバンパーがボディーと同色が使われていて、バンのように見えず、乗用車風の外観になっています。
デメリット
1列目の座席が2つ(DXは3つ)になるため、乗車人数が5人となります。
また新車価格でDXに比べ50万円程高くなります。
現行の200系ではトランスミッションがATのみでマニュアルが選べません。
またボディーもハイルーフが無いです。
DX
メリット
貨物車としての最低限の装備を備えています。
最前列が3人乗りとなっています。
無駄な装備がなく価格が安いです。
また、乗車定員や、AT/MT、ドア数など、必要に応じて幅広い選択肢から選ぶことが可能であす。
海外ではスーパーGLよりもDXが好まれるため、乗りつぶしてもリセールバリューが高いです。
特にMT車はどんなに古くても異常な程の高値で売れる場合があるそうです。
デメリット
外装のバンパーが黒の樹脂製で、見た目が完全に商用車となっているため、乗用には向かないですね。
2列目以降の座席は、ヘッドレストがなく、リクライニングもなです。
サイドミラーも電動格納機能が付いていません(手動)。
DXGL-Package
メリット
価格がスーパーGLよりも40万円程度安いです。
また、外装のバンパーがスーパーGL同様のボディーカラーのバンパーが使用されているため、乗用車風の外観に近いです。
また、サイドミラーが電動格納式になっています。
デメリット
内装はDXと同じ。また、価格はDXよりも10万円~12万円程度高くなります。
ワゴンの場合:グランドキャビン・GL・DXの違いについて
グランドキャビン
メリット
乗車定員は他のグレードと同様10名ですが、ボディーサイズがスーパーロングサイズ・ハイルーフになっている。
そのため、天井が高く広々としたスペースがあり、10名乗車しても、最後列にトランクのスペースが確保できます。
外装・内装とも高級グレードとなり、乗り心地もいい。
サイズはコミューターと同じですが普通免許で運転が可能です。
デメリット
大きさの割に乗車人数が少ない。
他グレードよりも全重量が重く、燃費が落ちます。
価格がGLよりも50万円程度高いが、装備・機能はほぼ同じです。
GL
メリット
グランドキャビンに比べ価格は安いが、装備・機能はほぼ同じです。
デメリット
最後列とリアドアの間のトランクスペースがグランドキャビンに比べかなり狭く、最後列を倒さない限り、トランクスペースはほとんど荷物を置けません。
また天井がミドルルーフのため、圧迫感があります。
DX
メリット
GLに比べ価格が25万円程度安い。
デメリット
サイズはGLと同様。
シートの生地が最も簡素な記事が使用されています。
最低限の装備・機能となっています。
外装のバンパーが黒の樹脂で、商用車風の外観になっています。
コミューターの場合:GLとDXの違いについて
GL
メリット
シートの生地がDXよりも高級な素材が使用されています。
エアコンがオートでオーディオがCD付きで6スピーカーシステムが使用されています。
価格はDXと5万円程度しか変わりません。
デメリット
外観はDXと同様、商用車使用の外観です。
ワゴンのGLとDX程の違いはなく、機能等も最低限のものしか備わっていません。
DX
メリット
価格がGLに比べ5万円程度安いです。
GLと比べてもシート・クーラー・オーディオ以外に違いはありません。
デメリット
シートの違いで、乗り心地はあまり良くありません。
まとめ
ハイエースは国内においても、海外においても日本を代表するほどの人気車種なので、種類が豊富です。
特にハイエースバンは細かく種類が分かれているため、選ぶ際も一苦労ですね。
まずは、最低限必要な装備・機能を洗い出しましょう。
乗車人数や室内空間、装備等を明確にしてカタログと照らし合わせていきましょう。
ハイエースを所有したことがあると分かりますが、これほどまでに耐久性があり機能性に優れた車はほとんどありません。
一度乗り出すと、20万km・30万kmといくらでも安心して走る事ができる車です。
世界でも活躍してる車ですので、趣味用やファミリーカー等検討してみてはいかがでしょうか。
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