大きなボディでヒットモデルとなったコンパクトSUVの「MINIクロスオーバー」がフルモデルチェンジをはたし、
2017年2月23日より全国のMINI正規ディーラーで販売が開始されています。
2代目となる新型MINIクロスオーバー(F60)は、
2011年に発売した先代モデル(R60)よりボディを拡大し、
MINIブランドで最大のモデルに成長しました。
ゆとりのある車内スペースやラゲッジスペースで快適性と利便性が向上しました。
エクステリアはボクシーなSUVを感じさせる引き締まったスタイリングに変更され、
丸くてカワイイMINIらしさを残していた先代とは異なっています。
インテリアもシックでプレミアム感の高い装いに進化し、各社の競合車がひしめく注目のSUV市場において、
MINI独自のクリエイティブで高い存在感を示しています。
MINIは当クロスオーバーのカテゴリーを「プレミアムコンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」としています。
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エンジンラインナップはディーゼルのみ
注目に値するのは、日本ではガソリン・エンジンがラインナップから外れたことです。
当面はディーゼルがメインで、夏前にプラグイン・ハイブリッドが加わったからです。
「従来モデルではディーゼル車が約9割を占めていたため」。
輸入元のBMWジャパンの広報担当者は、新型の布陣の背景をそう説明しています。
たしかにBMWの新世代ディーゼル・エンジンはとてもよく出来ています。
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力がたっぷりあって燃費もよくて静かなのです。
MINIとして、またプレミアム・コンパクト・セグメントSAVとして初となるプラグイン・ハイブリッド・モデルである新型「MINI Cooper S E Crossover ALL4」が発売を開始しました。
新型MINIクロスオーバーのPHVにはBMWのプラグイン技術である「iPerformance」が流用されているようです。
新型は従来型より大きくなっっています。
全長でプラス195mm、全幅で同30mm、全高でやはり45mmと拡大しています。
その分とくに後席空間が広くなっています。
そして荷室の使い勝手のよさも向上。
容量が100リッターも拡大したうえ、3分割バックレストも採用しています。
興味深いのは、オプションでピクニックベンチを設定していることです。
アウトドアなどで荷室をベンチがわりに使えます。
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新型には従来にない雰囲気が
代表的なグレードのMINI クーパーD クロスオーバーは、110kW(150ps)の最高出力と、330Nmの最大トルクを1750rpmから2750rpmで発生する2リッター4気筒ディーゼル・エンジンを搭載しています。
全体の印象はある意味、先代の継承です。
大型バンパーと個性的な形状のヘッドランプ&グリルの組み合わせは、ほかに類のないデザインでMINIの一族とすぐわかりますね。
ブラックアウトしたピラーと、そこに載るフローティングルーフも、従来からのアイコンを継承したものです。
これまでMINIはゴーカートフィーリングを謳ってきた。
ステアリングホイールを切ると即座に反応し、車体ロールを抑えながら曲がっていく、あの独特の感じですね。
しかし、新型クロスオーバーはロールもそれなりに大きくなりました。
少しゆっくりとノーズが傾き、操舵したときの印象は快適性が強くなっています。
エンジンはフィールもよい。2000rpm以下でも力は十分。
アクセルペダルを軽く踏んでいるだけで、かったるさは一切ないそうです。
走行中に加速したいときでも即座に力が出るそうです。
しかもディーゼル特有のガラガラ音は皆無で、洗練度がうんと上がっています。
燃費にも注目です。
メーカーによると、従来モデルより約37パーセントも燃費が向上してリッター21.3kmといいます。
「一家にこれ1台で十分」とMINIはプレスリリースで謳う。
従来のMINIはスポーティな感覚が強すぎると感じたひとも、すんなり受け入れられるでしょうね。
室内はたしかに広く、かつ贅沢になりました。
燃費、価格は?
グレード別の燃費と価格を一覧表にしました。(2017年11月8日時点)
New MINI Crossover | 価格 | 最高出力kW | 燃料消費率 km/l |
One | ¥ 3,350,000 〜 | 75 | 14.2 |
Cooper D | ¥ 3,930,000 〜 | 110 | 21.2 |
Cooper D ALL4 | ¥ 4,210,000 〜 | 110 | 21.3 |
Cooper SD ALL4 | ¥ 4,930,000 〜 | 140 | 20.8 |
Cooper S E ALL4 | ¥ 4,790,000 〜 | 100 | 17.3 |
John Cooper Works | ¥ 5,620,000 〜 | 170 | 14 |
燃費21.2km/Lは驚くべき数字ですね。
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価格は高級車の部類に入るくらいではないでしょうか。
ミニクロスオーバーの維持費は?税金は?
クーパーDの維持費、税金を以下に示します。
自動車税 | ¥39,500 |
車検代金(整備)(2年) | ¥50,000(仮) |
自動車重量税(2年) | ¥15,000 |
自賠責(2年) | ¥24,950 |
任意保険(おおよそ) | ¥140,000 |
ガソリン代 (年間10,000km、120円/L) | ¥56,604 |
駐車場台 月1万円で計算 | ¥120,000 |
合計(1年) | ¥401,079 |
*任意保険は10等級、26歳以上、年間走行距離1万km以上、ゴールド免許、車両保険付き
年間維持費は401,079円です。月額33,423円です。
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外車ですので、故障の際などに国産車よりも費用が掛かる場合があります。
まとめ
ミニクーパーは女性が乗っているイメージがあります。
このクロスオーバーも女性人気が高いのではないでしょうか。
車体も大きくないし、おしゃれな女性が乗っていてもカッコよくていいです
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