タコーメーターとは
エンジンの回転数を示す測定器です。
エンジンにとって回転数は運転状況を確認する上で重要な情報になります。
回転率がわかるとエンジンに負担が掛かっていることや走行の状態で燃費の良し悪しが判断できたりと便利なことが多いです。
現代ではAT車が普及している中でタコメーターの存在感が薄くなっていますね。
タコメーターは装着を法律で義務づけられているわけでもないので、
標準でつけられている車は車両料金を安くするために外したりする場合もありますが、装着されていれば以外と役立ちます。
タコメーターの見方
タコメーターの1メモリは1000回転を示しています。
メモリが「4」を示していたら4000回転を示しているということです。
タコメーターの回転数のMAX値付近の2メモリ分ほど「赤いメモリ」になっている部分があります。
この赤いメモリは「レッドゾーン」と呼ばれています。
このレッドゾーンは、エンジンの回転数が上がりすぎて負担がかかっていることを意味しています。
ここまでいくとかなり効率の悪い運転です。
エンジンが故障する恐れもありますので、注意して運転してください。
現代の車はもともとの性能が良く、よほどのことがない限りはレッドゾーンまで
いくことはありません。
特にAT(オートマチック)の場合はコンピューター制御になっているので普通に運転していればレッドゾーンまで届くことはまずありません。
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タコーメーターが示す回転数を把握することで
下記のようなメリットがあります。
タコメーターのメリット
◆メリット:1
エンジンの効率良く動かす
◆メリット:2
燃費を良くするための
運転のヒントになる
2000回転がエンジンの安定している状態の運転になりますので、
燃費が一番良い状態は2000回転を常に保たせるような運転をすると良いです。
エコドライブと呼ばれている燃費の良い運転を心がけるなら3000回転以上しないように運転をすると良いとされています。
このようにエンジン効率が良くなると燃費もよくなります。
これらを判断するにはタコメーターがないとまったくわかりません。
タコメーターがないと、正確な回転数がわからないため効率の良くない、
燃費の悪い運転につながることもあります。
とは言っても、燃費は人間の体感では実感しにくいものなのであまり気にされなかったり、
燃費の良い悪いはどうでもいいかなーという人は無くても正直そんなに困りません。
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タコメーターの後付け
軽トラを含む貨物車(トラック)は標準装備されていないことも多いですが、
ファミリーカーなど普通の乗用車も含むどんな車種でも後付けできます。
エンジンの回転信号を接続させるだけですので車好きなら簡単にいじれますが、
不安でしたらディーラーや車の修理屋さんにタコメーターを持っていけば取り付けてもらえます。
工賃も10,000円~20,000円程度が相場となります。
タコメーター本体の価格
いろいろな種類のものがありますが総じてだいたい5,000円~20,000円が相場となります。
自分で取り付けを行えば本体代のみで取り付けられます。
カーショップで取り付けを依頼しても本体代と上記に記載した工賃もプラスになりますが、
そんなに高いわけではないのでぜひ装備してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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